花粉症の治療薬「アレグラ」の副作用
アレグラの副作用は体重の増加と便秘
花粉症の治療薬「アレグラ」の副作用は、体重増加と便秘です。また、長期使用に伴い、肝機能障害を発症させます。
アレグラの服用を続けると、体重が増加します。これは、脳の視床下部にある満腹中枢への刺激がなくなり、食欲が増進し、食べ過ぎてしまうからです。
また、副交感神経の働きを悪くする成分も入っています。この成分によって、自律神経のバランスが乱れ、便秘を起こしてしまうのです。
他にも、アレグラは眠気が起きにくいので、抗ヒスタミンの作用が弱く、長期にわたって使用をしてしまう危険性があります。アレグラの長期使用は、肝機能障害の原因になるのです。
添付文書には、体重の増加に関する副作用の記述はないので、注意が必要になります。
ザイザルの副作用は眠気と喉の渇き
花粉症の治療薬「ザイザル」の副作用は、眠気と喉の渇きです。また、長期使用に伴い肝機能障害を発症させます。
ザイザルで多く挙げられる副作用は、眠気です。これは、薬の成分が血流にのって脳までいき、脳の作用を阻害してしまうことから発生します。ほとんどは軽い眠気ですが、まれに強烈な眠気に襲われることもあります。その為、自転車・自動車の運転、高所作業や重機のオペレーダーなど、大事故になりかねない職業の人は、注意しましょう。
また、次に多く挙げられている副作用は喉の渇きです。これは成分に唾液を少なくするものが入っているためです。
そして、アレグラ同様に、長期間の使用は肝機能障害の原因となります。
ザイザルにはアレグラのように太ると言う副作用は挙げられていません。
薬は副作用を確認しつつ、あまりに症状がひどいようなら、使用を中止しましょう。