花粉症の基本的は症状をおさらいして早期対策

花粉症はスギやヒノキの花粉アレルギー症状が元で、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状を引き起こします。つらい花粉症の症状を少しでも軽くしたいのならアレルギー症状のメカニズムを知って対策を立てましょう。

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花粉症の症状を知って対策を立てる

つらい花粉症の症状は早期治療で軽くする

花粉症になったと感じたら、いったん落ち着いて症状を観察してみましょう。他に原因があるのに焦って薬を服用すると、効果がないだけでなく体にも良くありません。以下に挙げる基本的な症状が見られる場合は、花粉症の可能性が高いと考えられます。

まず目のかゆみがないかチェックしてみましょう。花粉が目の粘膜に付着することよって、アレルギー反応が生じて涙が出やすくなります。それと同時に、耐え難いかゆみを感じるケースが多いです。

花粉の量が多い状態が続くと、目の充血がひどくなる人も多く見受けられます。また、花粉が鼻の粘膜に付着することによっても多くのアレルギー反応が生じます。代表的なのはくしゃみが止まらなくなる症状で、喉や鼻の奥に違和感が出ることが前兆です。

さらに鼻水が止まらなくなることも定番の症状の一つです。涙と同様に、花粉を流し出そうとして大量に分泌されるからです。鼻水の特徴としては、通常より粘性が低くて透明度が高いことが挙げられます。

これらの症状が単独で現れることは珍しく、たいていの場合は複合的に発症します。目と鼻の両方に強い症状が見られる場合は、花粉症になったと考えて対策を始めたほうが良いです。

花粉症か風邪か判断がつかない

花粉症を風邪と勘違いする人は少なくありません。なぜなら両方とも、鼻づまりや鼻水といった鼻に関する症状が現れやすいからです。くしゃみが頻繁に出るようになることも共通しており、誤解の原因によくなります。

これらの症状に関する見極めのポイントは目のかゆみの有無です。後者の場合は症状が鼻から目に広がることは少なくて、基本的には目にかゆみが生じません。それに対して前者の場合は、鼻がつまるとその影響で目にも影響が現れるのが一般的です。

特にかゆみを感じる状態が続きやすくなります。また、頭痛が起こることも両者に共通する症状です。ただし異なる特徴があるので、それを知っていれば判断するための目安になります。

風邪が原因で起こる頭痛は、締め付けるような痛みがあるのが大きな特徴です。痛みが激しい場合は、一定間隔の脈動を感じることもあります。一方で花粉症によって起こる頭痛の場合は、痛みはそれほど強くなくて漫然とした重みを感じることが多いです。

さらに片方だけに現れる症状をチェックすることも、両者を区別する有効な方法です。花粉症が原因で咳や熱がひどくなることは稀です。それらの症状が強く見られる場合は風邪と考えても良いでしょう。

肌荒れも花粉症が原因?

花粉症と聞くと鼻水やくしゃみが代表的な症状として有名ですが、実は肌荒れの原因となっていることもあります。鼻水やくしゃみと言った一般的な症状がなく、肌荒れを起こしているケースもあり自覚していない人も多いのです。

花粉症によって引き起こされる肌トラブルは花粉皮膚炎と呼ばれます。特に敏感肌の人は注意が必要で、2月から4月ごろにかけて飛散量が増えるスギ花粉の影響によって症状が現れることがあるのです。

上まぶたや頬骨、あごや首などの露出が多い部分を中心に乾燥や赤み、くすぐるようなかゆみと言った症状を引き起こします。もちろん鼻水やくしゃみと併発する場合もありますので、鼻のかみすぎや目のこすりすぎで余計に症状を悪化させてしまうことも問題になります。

花粉皮膚炎は、肌のバリア機能の低下によって花粉やアレルゲンの皮膚への侵入に対して、抵抗力が弱まることが原因です。そのため、水分量や油分のバランスが乱れやすい乾燥肌や敏感肌の人は特に注意が必要なのです。

また、普段は問題ないという人でも冬場の乾燥した季節を過ぎた春先では、肌はダメージを受けた状態です。敏感肌と同じようにデリケートなことがありますので、油断しないように気をつけましょう。

花粉による肌荒れ対策

デリケートな肌に負担をかけないようにすれば、花粉皮膚炎を予防することが可能です。特に肌への負担が懸念されるのがメイクです。花粉によるバリア機能の低下によって、変わらない化粧品でも違和感やかゆみが出る人もいます。

花粉症の症状が出やすい季節だけでも、肌への負担が軽いものに変えたり、メイクを薄くしたりすることが対策になります。また、乾燥した状態をできるだけ作らないように、日頃のスキンケアには注意が必要です。

ただし、洗顔と保湿に気を配ることは大切ですが、花粉を意識しすぎて肌を強く擦るのはかえって逆効果になってしまいます。あくまで優しく洗って、洗顔後には化粧水と乳液で肌の水分をキープすることを心がけることが大切です。

そのため、刺激が少なく、お湯や洗顔だけでも簡単に落とせるミネラルファンデーションなどが効果的です。洗浄力の強いクレンジングは、肌環境を悪化させて花粉皮膚炎を招いてしまいます。

メイクと洗顔をセットで考えることで予防に繋がるのです。肌のバリア機能が低下している場合は、市販の花粉防御剤を使用して花粉から守る方法もあります。例えばスプレー式のものであれば、顔や髪全体に吹きかけることで微細ミストが帯電ブロックのバリアを張って、花粉を寄せ付けません。

スキンケアと併用することで肌荒れを相乗的に予防できます。

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